記事番号: 1-193
公開日 2021年04月01日
更新日 2026年09月11日
浄化槽は、微生物の働きによって家庭などから出る汚水を処理する設備です。
汚水を処理する過程では、浄化槽の内部に汚泥などが少しずつたまります。
汚泥などをそのままにしておくと、浄化槽の機能が低下したり、悪臭や水質汚濁の原因となったりする場合があります。
そのため、浄化槽を適正に使用するためには、定期的な清掃が必要です。
浄化槽の清掃とは
浄化槽の清掃とは、浄化槽の内部にたまった汚泥やスカムなどを引き抜き、浄化槽の内部を洗浄する作業です。
浄化槽を長期間適切に使用するためには、保守点検だけでなく、定期的な清掃を行うことが大切です。
なぜ清掃が必要なの?
浄化槽を使用していると、汚水を処理する過程で汚泥などが徐々にたまります。
汚泥などが過剰にたまると、浄化槽の処理能力が低下し、次のような問題が発生することがあります。
- 処理水の水質が悪化する
- 悪臭が発生する
- 浄化槽の機能が低下する
- 浄化槽から汚泥などが流出する
- 周辺の生活環境に影響を与える
このような状態を防ぐため、浄化槽法に基づき、適切な清掃を行う必要があります。
清掃は誰に依頼するの?
浄化槽の清掃は、市町村長の許可を受けた浄化槽清掃業者に依頼してください。
じょうるり市内で浄化槽の清掃を依頼できる業者については、次の一覧をご確認ください。
清掃の回数
浄化槽の清掃は、浄化槽の種類や使用状況などに応じて、必要な回数を行う必要があります。
一般的な浄化槽では、毎年1回以上の清掃が必要です。
ただし、浄化槽の種類によって清掃回数などが異なる場合があります。
詳しい清掃時期については、保守点検業者または浄化槽清掃業者にご確認ください。
保守点検と清掃の違い
「保守点検をしていれば、清掃は必要ない」と思われることがありますが、保守点検と清掃は別のものです。
保守点検
浄化槽の機器や処理状況などを定期的に確認し、必要な調整や修理、消毒剤の補充などを行います。
清掃
浄化槽内にたまった汚泥やスカムなどを引き抜き、浄化槽内部を清掃します。
それぞれ役割が異なるため、保守点検と清掃の両方を適切に行うことが必要です。
また、保守点検や清掃とは別に、法定検査を受ける必要があります。
【浄化槽の法定検査について】
清掃を依頼するとき
清掃を依頼するときは、浄化槽の設置場所や種類などを清掃業者に伝えてください。
清掃の時期については、保守点検業者から案内を受けることもできます。
浄化槽の清掃について分からないことがある場合は、担当窓口または浄化槽清掃業者へお問い合わせください。
清掃後の注意
清掃後も、浄化槽を正常に機能させるためには、適切な使用と保守点検が必要です。
また、トイレに異物を流したり、油などを大量に流したりすると、浄化槽の機能低下や詰まりの原因となる場合があります。
浄化槽を使用する際は、次のことに注意してください。
- トイレットペーパー以外のものを流さない
- 紙おむつや生理用品などを流さない
- 油や生ごみを流さない
- 浄化槽の電源を切らない
- 洗剤などを適切に使用する
浄化槽の適正な維持管理をお願いします
浄化槽を正常に機能させるためには、
保守点検・清掃・法定検査
の3つを適切に行うことが大切です。
清掃だけを行えばよいというものではありません。
浄化槽を使用している方は、保守点検業者や清掃業者と相談しながら、適切な維持管理を行ってください。
この記事に関するお問い合わせ
PDFの閲覧にはAdobe社の無償のソフトウェア「Adobe Acrobat Reader」が必要です。下記のAdobe Acrobat Readerダウンロードページから入手してください。
Adobe Acrobat Readerダウンロード