記事番号: 1-170
公開日 2026年09月08日
更新日 2026年09月08日
下水道とは
下水道は、家庭や事業所などから排出される汚水や、雨水などを下水道管で集め、処理施設できれいにしてから河川などへ戻すための施設です。
下水道を適切に利用することで、生活環境の改善や河川・海などの水環境の保全、浸水被害の軽減につながります。
下水道の役割
下水道には、主に次のような役割があります。
生活環境を守る
家庭などから出る汚水を下水道管で集め、適切に処理することで、悪臭や害虫の発生を防ぎ、衛生的な生活環境を守ります。
水環境を守る
汚水を処理してから河川などへ放流することで、河川や海などの水質を保全します。
浸水被害を防ぐ
雨水を適切に排水することで、大雨による道路や住宅地などの浸水被害を軽減します。
下水道の使用について
下水道を利用できる区域では、下水道管への接続工事を行うことで、家庭などから出る汚水を下水道へ流すことができます。
下水道への接続工事を行う場合は、自治体への届出や指定された工事店による施工が必要となる場合があります。
新築や増改築、排水設備の変更などを行う際は、事前に担当窓口へご相談ください。
下水道使用料について
下水道を使用する場合は、下水道使用料がかかります。
使用料は、使用した水量などをもとに計算するのが一般的です。
料金の計算方法や支払方法、支払期限などは自治体によって異なります。
詳しくは担当窓口へお問い合わせください。
排水設備について
宅地内の排水管やます、台所・浴室・トイレなどから出る汚水を下水道へ流すための設備を「排水設備」といいます。
排水設備は、所有者などが適切に維持管理する必要があります。
排水管の詰まりや破損などが発生した場合は、原因を確認したうえで、必要に応じて専門の事業者へ修理を依頼してください。
下水道に流してはいけないもの
下水道管の詰まりや設備の故障を防ぐため、次のようなものを下水道に流さないでください。
- 油類
- ティッシュペーパーや水に溶けにくい紙
- 布類
- 生ごみ
- ガソリンや灯油などの危険物
- 薬品や有害な物質
特に油類を流すと、下水道管の中で固まって詰まりの原因となることがあります。
油は新聞紙などに吸わせるか、適切な方法で処分してください。
トイレが詰まったとき
トイレが詰まった場合は、無理に水を流さないでください。
ラバーカップなどを使用して改善する場合がありますが、改善しない場合は専門の修理業者へ相談してください。
異物を流してしまった場合など、原因によっては修理費用が発生することがあります。
下水道管が詰まったとき
道路側の下水道管や公共ますなどで詰まりが発生している場合は、自治体の担当窓口へご連絡ください。
一方、宅地内の排水設備で発生した詰まりについては、所有者などによる対応が必要となる場合があります。
どこに原因があるか分からない場合は、まず担当窓口へご相談ください。
下水道工事について
新築や増改築などに伴って排水設備を設置・変更する場合には、所定の手続きが必要となることがあります。
工事を行う際は、自治体が指定する排水設備工事店などへご相談ください。
工事の内容によっては、自治体への申請や検査が必要となる場合があります。
下水道施設の維持管理
下水道管やマンホール、ポンプ施設、処理施設などの下水道施設は、適切な状態を維持するため、定期的な点検や清掃、修繕などを行っています。
道路上のマンホール周辺で異常を発見した場合や、下水道からの悪臭、道路上への汚水の流出などを確認した場合は、担当窓口へご連絡ください。
大雨や災害への備え
大雨が降ると、下水道施設の排水能力を超える雨水が発生し、道路や住宅などが浸水することがあります。
大雨が予想される場合は、側溝や雨水ますの周辺に物を置かないなど、雨水がスムーズに流れるようにしておきましょう。
また、自治体が公開しているハザードマップなどを確認し、自宅周辺の浸水リスクや避難場所を事前に確認しておくことも大切です。
